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2016.02.23

焼酎の前割り勉強会&試飲提供 第1弾

あと1ヶ月で桜の季節・・・とは言え、寒さが続き、熱燗やお湯割りがますます美味しく感じる日々ですね。千駄木スタッフ、小原です。恥ずかしながら私、この業界に入って初めて「(前割り)焼酎の燗」というものを知りましたが、みなさまはご存じでしたでしょうか?簡単にまとめると、

焼酎をお好みの濃さで割る数日寝かせるそれを燗につける 

と、非常にシンプルなものなのですが、その滑らかさや味の伸びは、いい焼酎を飲んでるな~という気持ちにさせてくれます。

前割り焼酎瓶 500円(税抜)


自分ももっと前割りの勉強をしたい…!お店に来ていただく皆さまにも楽しんでいただきたい…!ということで、前割り焼酎試飲 第1弾を開催いたします!つきましては、六(きろく)の前割りを本日2/23(火)に仕込みましたので、2/26(金)から試飲でお出します!

ちなみに軟水、硬水の両方で仕込んでみました!

硬水は「雑味が出る」ということでタブー視されている感じはありますが、「そうは言うものの、実際に飲んでみるまではわからないな」と思い、今回2種類でつくるに至りました!ブラインドでお出ししますので、ぜひ気軽に楽しんでください!千駄木でお待ちしております!

千駄木スタッフ 小原

2016.02.10

チーズ×日本酒

最近店頭で「チーズと日本酒を合わせたいんですけど」というお声を聞くようになりました。「発酵食品どうし相性がいい」と書かれているのを雑誌等々で見かけるのですが、実際やってみるとこれがそこまで単純でない、ということに気づきます。これは勉強せねば・・・!!

ということで閉店後、店舗スタッフで「チーズ×日本酒」の勉強会を開きました!

まずざっくりした結論から申しますと、

1.ワインを思わせる様な香りがある日本酒は、合わせやすい様で合わせづらく

2. 香りをあまり出さず、旨みが出ている方が合わせやすい

という風になりました。ワインとチーズに合わせることを考えると、日本酒にも香りがあってもいいかと思いきや、これはやや意外な結論となりました。では、以下で詳しい内容のご紹介です!

【今回用意したチーズ】

・十勝カマンベール

・十勝スマートチーズチェダー

・ベビーチーズ(ブルーチーズ、レギュラー)、以上コンビニでサクっと買える4点。カマンベール以外はすべてプロセスです。

【今回用意した日本酒】

トレンド的なものから超キレッキレのものに加え、古酒を加えて8銘柄。

【各々の感想】(すべて、今回のチーズとの相性の感想です)

<古酒> 前々から「古酒は合う」と聞いてはいましたが、単純に古酒が合うというわけではなさそうでした。酸味が強く出ていた今回の古酒は、ほんのりとクセのあるブルーチーズが入ったプロセスチーズがよく合いましたが、それ以外はやや古酒の酸味に負けていた印象でした。どうやら、日本酒のクセとチーズのクセを同じぐらいにした方がよさそうです。

<甘口> 香りがあるものより、香りがない甘口の方が合いました。うすにごりの甘いタイプは、これまたブルーチーズが合うことが判明。カマンベールとの相性はうーん、といった感じ。

※経験談 ナチュラルタイプのゴルゴンゾーラの場合、それ単体では強すぎる為、どんな日本酒と合わせるのも難しく、はちみつをかけて中和させた方が合わせやすくなります。

<キレキレ> 全般的に合うけれど、特別マリアージュを生んだというよりかは、邪魔しない、無難な印象でした。

<ワインぽい> 今回用意したチーズとは合わず。ワインの正確を持つ日本酒はおそらく、経験値上、クリームチーズが合う印象。

※経験談 ラ・フランスを練り込んだクリームチーズなんかもよかったです。

<旨みたっぷり> あ、、、合う!単体では物足りない、あるいは旨みが強すぎる、と思う様な旨みタイプが、今回用意したチーズとはよく合いました。日本酒の乳酸とチーズの乳酸が溶け合うようでした。

<余談> 以前作った芋焼酎の前割りの前割りのお燗が、どのチーズともよく合いました。また。ホワイトチョコレートも意外なハーモニーを生んだり生まなかったり、面白かったです。(優しく、少し香ばしさのある芋醸酎でした)

以上、チーズ勉強会はこんな感じでした!お客様のチーズ談もぜひ、店舗にてお聞かせください!

今後は「トマト」「ナチュラルチーズ」「ハム・サラミ」の会なども開いていきたいと思いますので、その時はまたご覧ください。

千駄木スタッフ 小原

2016.01.25

社員全員で『焼酎 ブラインド勉強会』をしました

先日、社内で焼酎のブラインド勉強会を開催しました!

あまり広くは知られていませんが、焼酎のブラインドはプロでもかなり難しいとされています。

▲ひとつひとつ丁寧に、予想される原料とオススメの飲み方を書きながら試飲をしました。

今回は全部で31種類(芋、麦、米、黒糖)

▲入社間もないスタッフ2人。原材料をあてることで精いっぱいでした。

▲▼伊勢五本店の女性陣ももちろん参加!越智(写真 上)は先日、千駄木店の店長になりました。

▲▼ベテランスタッフの正解率はすごかったです

ブラインドにして飲んだおかげで先入観がなくなり、新鮮な気持ちで焼酎を飲むことができました。お客様により喜んでいただけるよう、社員もアップデートを完了しましたので、ぜひお気軽に、焼酎のことについてお尋ねください!

千駄木スタッフ 小原

2016.01.25

焼酎イベント@六本木ヒルズ ご紹介

最強寒波に見舞われ、全国的に記録的な寒さに覆われておりますが、皆さまも体調にはくれぐれもお気を付けください!

さて本日は、東京では珍しい焼酎イベントのご紹介です!

中田英寿さん主催の当イベントですが、お酒以外にも有名レストランのお料理もいただけます。

最近では焼酎のイベントは数が少なく、東京ではなかなか無いチャンスですので、

ぜひこの機会に焼酎を楽しんでみてはいかがでしょうか!

<SHOCHU MAKERs in CRAFT SAKE WEEK>

【日時】2月9日(火) 12:00~21:00

【場所】六本木ヒルズ 屋台村

【費用】3,500円

【公式】http://craftsakeweek.com/

千駄木スタッフ 小原

2016.01.20

facebookページ英語版

伊勢五本店のホームページをいつもご覧くださり、ありがとうございます。

いつもチェックして頂いている方は既にお気づきかもしれませんが、最近HP上に英語ページができました!

そしてそれに伴い、facebookでも英語ページを開設いたしました。Twitterやブログとは異なり、英語版では外国人向けコンテンツ(お酒一般、日本酒コラム、etc)を配信しておりますので、ご興味ある方はぜひご覧ください!

千駄木 店舗スタッフ 小原

2015.11.24

アルゼンチンワイン試飲会in六本木

先日、六本木ヒルズで催されたアルゼンチン大使館主催のワイン試飲会に行ってまいりました。

伊・仏・西のワインに比べ、見かけることの少ないアルゼンチンワインですが、生産量は世界5位と、米国に次ぐ生産量を誇っています。暖かい気候と豊かな自然に恵まれているため、パワフルな果実味を持つマルベック種が育ちやすく、ボディ感のしっかりしたワインがお好きな方にはおすすめです!

アルゼンチンワインは千駄木店、中目黒店の両方で取り揃えがございますので、果実味豊かなワインをお探しの時は、ぜひアルゼンチンワインを一度お試しください。

▲当店取扱い『サウルス』の醸造元 シュレーダー社のFederico Boxaca氏(左)と

2015.11.02

蔵元見学

先月10月28日、29日に、福島へ蔵元見学へ行ってまいりました。今回見学させていただいたのは、『寫楽』の宮泉銘醸さん

『飛露喜』の廣木酒造さん

『山の井』の会津酒造さん。

(会津酒造さん、撮った写真データが消えてしまい、裏手からの写真しかなくて申し訳ありません!)

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①宮泉銘醸

『寫樂』を造っている宮泉酒造さん、建物に入るとまず出迎えてくれるのが、こちらの大きな絵。とにかく大きい!!

 

まず宮森さんに案内して頂いたのは洗米や米を蒸す作業場。宮森さんがお酒造りを始められてからは、洗米に使うお水も含め、全てフィルターにかけたものを使うという徹底ぶり。以前は一部のお水しかフィルターにかけていなかったとのことでした。

毎年設備を増築され、「常に進化し続ける」と仰る宮森さんでしたが、お話を伺う中で分かったことは、単に宮泉酒造さんは、最新設備・機械による効率化を図っているのではないということでした。

「うちでは未だ、帳簿は手書きでもしています。もちろんコンピューターに入れれば簡単なんですけど、何がどうなってこの数字になるのか、わかってほしいんです」と、宮森さん。この他にも、「仕込みに使うタンクもサーマルタンク(温度管理がボタンひとつでできる)ではなく、あえて温度調整が機械でできないものを使っているんです」と仰っていました。

この理由を宮森さんに伺うと、「あえてアナログ的な作業を取り入れることで、なんでこういう結果が出るのか、ということを(社員の方に)分かってほしいんです。あとは、単に合理化だけではなく、伝統的なもので残せるものは残していきたいんです。そうやって、美学を持って仕事をすることを大事にしています」とのお答えを頂きました。

▲酒母づくり中、ほのかな甘~~~~い香りが心地よかったです。

▲麹室内 麹に木の香りが移らないよう、米に触れる部分にはステンレスを使う一方、室の壁には木を施し、昔ながらの様子を残されています。

美学を持って仕事をし、進化が止まらない宮泉銘醸さん、『寫樂』の新酒が東京へ出てくるのが待てません!

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次にお伺いしたのが廣木酒造さん。

▲廣木さんとお店の前で一緒にお写真を撮っていただきました。

▲浸水作業

▲皆さん黙々と作業されていました。

▲昔ながらの趣あるお店構え、廣木酒造さんで造られているお酒のラベルが一面に張り出されていました。

今回、廣木さんに伺った話の中で一番印象的だったことは、「(飛露喜は)どんな食べ物と合うか訊かれるのが一番困るんですよね」という一言でした。この理由を社長に伺ったところ、「例えば僕が『飛露喜はやきとりの塩に合う』と言ってしまったら、その言葉の中でしかお酒が生きられなくなることが嫌なんです。もっと皆さんには、自由に楽しんでほしいです。」と、話してくださいました。

自分でいろいろ試して、もっと自由にお酒を楽しむ

大切なことを廣木さんに教えて頂きました。

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29日、伺ったのは『山の井』を造られている会津酒造さん。

澄み切った空がどこまでも広がっていました。

▲▼お蔵の中へ足を入れると、見渡す限り、歴史を感じさせるものばかり。大変趣のある建物。それもそのはず、創業は330余年になるそうです。

まずお話に出てきたのは、会津酒造さんで使用されている水のお話。こちらは『ロ万』を造る花泉酒造さんで使われている水に次いで、2番目に柔らかい水質を有しているそうです。お水をいただきましたが、まろやかで、するすると入る優しいお水でした。

▲手作業での洗米中。この日も寒かったですが、会津の気温はどんどん下がっていき、洗米一つでも大変なことが窺えます。

▲搾りに使う機械。「どの搾り機がいいというワケではなくて、蔵ごと、造るお酒の方向によって選ぶのが大事なんです」と、渡部さん。

▲麹づくり中

▲仕込みタンクの前でのお話▼

「お酒を発酵させるには通常、①温度 ②酵母歩合 ⓷水(酵母の栄養となるミネラル分の量)が大事」と、渡部さん。「でもウチは寒いですし、軟水(柔らかいけれど酵母は育ちにくい)ですし、醗酵がしにくい環境なんです。ただこれを逆手にとって、醗酵を穏やかにさせ、酸ではないキレを出した柔らかいお酒を造っています」と。

▲出来上がったお酒を飲ませていただきましたが、たしかになるほど。柔らかくすっと入ったお酒は、口の中でふわっと甘さを広げ、その甘みは淡雪のようにふわっと消えていきました。

「座学で習う事と、実際に経験する事は違うんです。他の先輩杜氏さんに追いつくためにも、毎年違う挑戦をし、色々な経験を積み重ねることが大事だと考えているんです。」

と、話す一方で、

「地元の人に飲んで頂いていている『會津』とは別に、『山の井』はとにかく楽しみながら造っています。最終的には、"よくわからないけど美味しい"と言われるお酒を造りたい」と笑顔で語る渡部さんからは、酒造りが楽しくて仕方がないという様子でした!創業330余年という長い歴史を背負いつつも、変化し続ける会津酒造さん、楽しみながら取り組む姿勢がかっこよかったです。

店舗スタッフ 小原

2015.10.26

☆蔵元見学☆ 栃木・茨城編

【栃木・茨城編】
シルバーウィーク明けに、勉強のため酒蔵さんへ伺いました。



まずは、華やかな香りが特徴な栃木の銘酒“鳳凰美田”の醸造元『小林酒造』さん。
美田という名前がつく通り、小林酒造さんのある小山市は関東有数のお米の産地です。

伺った頃は、黄緑の稲穂が風に揺られており、とてもきれいでした。
そんな自然豊かで穏やかな環境でお酒を造られており、当店では辛口純米“剣”、純米大吟醸、Black Phoenixなど。リキュールでは桃やゆずがとても人気です。

いざ、お蔵の中へ。

まずは洗米所。
きれいに磨かれたお米を、最新の洗米器で丁寧に洗います。泡で丁寧に洗うため、お米への負担がないそうです!
洗米担当の蔵人さんは、なんと洗米歴10年。季節や気候によってお米の浸水具合は変わりますが、お米をさわって状態を見ればちょうど良い頃合いがわかるのだそうです。
その蔵人さんだからこそ任せられる、“プロの技”ですね。


▲きれいに磨かれたお米です。


▲きめ細かい泡で丁寧にお米を洗います。

次に製麹室へ。
製麹室の中は部屋が4つに分かれており、お米から米麹になるまでの段階で部屋が分けられ、それぞれきっちりと温度管理や環境管理がされていました。


▲ご案内いただいている、蔵元の小林さんです。


▲蒸したお米を広げています。


▲周りが少し硬くなり、普通のご飯米よりも乾燥してパラパラしています。


▲きれいな米麹ができていました!

米麹を一粒食べてみると、ほのかな甘さと香り、そして口の中でほぐれてとけました。
お米の周りが均一に白くなっている状態がベストとのことでした。
この状態の麹を初めて触らせていただき、麹カビのチカラはやはりすごい!と感動しました。


続いて酒母室では、薄暗くひんやりとした部屋の中で、発酵が進んでおり、静かにポコポコっと泡が出ていました。



次に見せていただいた発酵タンクです。
伺った頃にはもうお酒が造られており、中では順調に日本酒ができていました。
中をのぞくと、白くどろどろとしており、出来立てのバナナケーキのような濃厚な甘い香りがしました。このバナナケーキのような濃厚な甘い香りが、完成するころには華やかないちごのような香りになります。

一通りお蔵の中を見させていただいた後に、日本酒ができるまでの工程を図説で教えていただきました。


お米のでんぷんを麹が糖に変え、その糖を酵母がアルコールにしていく。簡単なようですが、実は温度や環境によって活発になったりおとなしくなったりする微生物たちをしっかり管理して作られています。昼夜を問わない手間暇をかける苦労と、微生物の頑張りでおいしい日本酒が出来上がっているのですね。
今回、造りの時期に見学をさせていただいて気づいたことは、とても活気があり、若い蔵人さんたちが一丸となってお酒造りをしていること。
そして、皆さんが一人一人しっかりと役割をもって酒造りに取り掛かっていることです。





小林さんのおっしゃっていた、『日々の積み重ねがおいしい酒になる。』というお言葉。
想いのこもったおいしいお酒はそう簡単にはできません。
造り手の揺るぎない熱意と日々の苦労があってこそ、若い方からご年配の方にも求められる、おいしいお酒が出来上がるのだと感じました。

秋のお酒のひやおろしも、熟成を経た落ち着きと柔らかさ、程よい吟醸香が心地よい味わいで、大変人気でした。
次はフレッシュな新酒の季節です。乞うご期待ください!

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続いて、茨城県へ移動し、お米の特性を生かした酒造りをされている来福酒造さんへ!
来福酒造さんといえば、様々なお米を使用していることや、花酵母で醸したお酒を造られていることで有名です。
お米は、有名な酒米である山田錦や雄町をはじめ、愛山、吟風、美郷錦など珍しいお米も使用し、お米の種類では約23種類にもなるとのことです。
珍しいお米の品種や花酵母を使用されているお酒は、来福酒造さんならではのこだわりですね。

◆花酵母とは?
自然界に咲く花から、様々な香味を醸しだす優良酵母を分離したものです。花の匂いがすると
連想されがちですが、フルーツの芳香やさわやかなキレなど、花の種類によって様々です。お
米の特徴によって花酵母と組み合わせて日本酒を造ります。
例)
①ツルバラ:リンゴや洋ナシを思わせ、力強さを感じる味わい。
②ヒマラヤ:フレッシュな果実を思わせる、清涼感豊かな味わい。
③日々草:しっかりとした味わいながらも、滑らかさを併せ持つ。
④ベゴニア:フルーティーな香りとしっかりとした味わいが特徴。

それでは、いざお蔵の中へ!
(お酒造りは伺った次の週からという事で、お蔵の中では酒造りをする準備をされていました

。)

 
 
▲磨かれたお米がたくさん!


来福酒造さんの特徴ともいえる様々なお米を使用している通り、
倉庫の中にはお米がたくさん!
とても大きな機械の中で、お米が削られていきます。
70%の精米でも削りたてのお米はつやつや輝いていました。

続いて製麹室へ。

 
扉を開けると部屋が続き、一番奥の部屋には、全自動の製麹機が!
温度や湿度なども自動で管理してくれるため、蔵人さんの苦労も少し解消されるようです。

 
 
▲酒母室
酒母を造る部屋には、大きいタンクから調理用の小さいタンクまで様々ありました。
来福酒造さんの特徴である少量多種生産をできるように、少量の酒母を造る機会も多いようです。

その他、造りのタンクや焼酎蔵など一通り見学させていただきました。

来福さんでは、様々な依頼に応えられるように少量多品種生産をされています。
定番商品のほかに珍しいお米や花酵母を使用し、常に新しい取り組みをされてお酒を飲まれる方に驚きと楽しさを届けられています。
少量をたくさんの種類造るということは、それだけ手間暇が多くかかるということです。
その苦労を苦労とせず、お客様のニーズに応える酒造りをされていること。そして、新たなお米や花酵母で新しい酒造りをされていることを伺い、日本酒の新たな可能性も感じました。
若い蔵人さんも多く、フレッシュな雰囲気もあり、今後の来福さんのお酒も益々楽しみです!

店舗スタッフ 越智

2015.10.15

勝沼醸造 ぶどう収穫体験記

 勝沼醸造 ぶどう収穫体験

 ぶどうの実が丸々と成長し、ワイン用ぶどうの収穫の時期になりました。
先日10月9日山梨県にある勝沼醸造にぶどうの収穫のお手伝いに行ってきました!
 
10月に入り、夜は気温がぐっと下がる季節になりました。標高約400メートルに位置する勝沼では、朝・晩とかなり気温が下がり、肌寒さも感じられます。
この時期にワイン用のぶどうは糖分を十分に蓄え、色づきもしっかりとし、収穫のシーズンを迎えます。
今回は勝沼さんが一番力を入れている甲州種のぶどうの収穫のお手伝いです。
なだらかな斜面に棚仕立てに植えられた甲州種。勝沼醸造では棚仕立てで、枝をX字に交差するように設計されています。
本日は収穫の前のぶどうの悪い部分を選別する「剪定」の作業をさせていただきました。虫に実を食われたぶどう、色づきの悪いもの、蕾のままのものなどをひとつひとつ手作業で切り取っていきます。
大量にあるぶどうを手作業で時間をかけて剪定していくのは、大変な重労働ですが、高い品質のワインを作り上げるのにはなくてはならない作業です。
 
朝から日暮れまで剪定をさせていただきました!
ぶどうが夕日に照らされて、美しく輝いていました!
 
きれいに手入れされ、並んだぶどうを見ると収穫するのがもったいない気持ちになります。醸造家の方が育てたぶどうを「わが子のよう」と表現されますが、たった一日おじゃました私でも、ぶどうの実をとても愛おしく感じました。このように大切に手間暇かけて育てられたぶどうから、美味しいワインができることを実感し、たいへん貴重な経験になりました!勝沼醸造のみなさまありがとうございます!
11月5日オープンの中目黒 伊勢五本店では勝沼醸造さんのワインをラインナップ豊富に揃えております。、ぜひご来店ください。
 
 
伊勢五本店 長澤

2015.10.07

蔵元見学

蔵元見学に行ってきました!【山口・島根編】
~永山本家酒造・旭酒造・澄川酒造・桑原酒造 訪問記~
 
この日、早朝の羽田空港から飛び立ち向かった先は山口県の宇部空港です。
空港からレンタカーで30分程、彼岸花の咲く川原とたわわに実る田んぼの中に
最初にお伺いするお蔵元が見えてきました。
 
「貴」の永山本家酒造場さまです!
 
永山貴博社長 直々にお出迎え下さり、お蔵の説明をして頂きました。
出来たばかりの冷蔵設備を備えた仕込み蔵と貯蔵施設。搾りまでしっかり温度管理された空間で行われています。
蔵は仕込み前の時期ですが、人が行ったり来たり…現在瓶詰のラインも改装中とのことで
出来上がったお酒をそのままの品質でお届けするこだわりを随所に感じます!!
 
そして先程通ってきた田んぼの前、施肥から考え育てている山田錦。「お米の作りもまだ
まだこれからですよ!」と意気込みを語る貴博社長。「いずれは自社生産米を増やしてドメーヌ化していきたい」その熱い気持ちが込められたこのお米たちも来年の「貴」になるため稲刈りを待っています。
 
純米大吟醸、純米吟醸山田錦と並んで、山田穂で仕込んだお酒の試飲も頂きました。
貴博社長にその味わいを表現して頂いたところ
「水を湛える湖から見たモンブランの頂のような味わい」
「妖艶さ、影を持つ絶世の美女のような味わい」
私も「まるで美人画のような感じがする」「若い感じ、女子高生くらい?」とイメージのまま女優の名前などを挙げていき、一つのお酒を表現するワードがこんなにも豊富に、またこんなにも多様にあるのかと驚かされました。
 
一つの作品として造り手が表現したお酒を皆様にどうお伝えできるのか、やらなければならないことを改めて学ばせて頂きました。山田穂の「貴」も待ち遠しいですね!!
 
 
 
そこから山道を進むこと約2時間程、山間に見えてきたのは
12階建てのビルです。
ひときわ目を引く立派な建屋、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが「獺祭」の
旭酒造さまです。
12階は社長のご自宅、11階は泊まり込みの為の社員寮になっているとのこと。
 
ディスポ白衣とネットキャップを被り、エアシャワーを抜けて行ったのは10階の原料処理室。こんな蒸しと冷却まで全自動の機械、見たことありません。「すごい!」の一言です。
ずらりと並ぶ発酵タンク、ここは23%の仕込みをしているフロアーです。フロアー別で
39%や50%を仕込んでいるそうです。室内に上質なメロンのような甘い香りに包まれています。
麹室などは管理の為映像にて案内を頂きました。こうした徹底した環境で造られているが故に、いつでもどこでも一定の品質(しかも高品質)でお届けすることができる理由です!
 
全量山田錦、産地ではなく高い品質にこだわって造られているお酒は今や知らない人は
いないほどの人気銘柄の一つです。山田錦の収穫量や生産量の上限もある中で、徹底した管理の中で四季醸造し、こうして設備も整えることで「獺祭」は今よりもっと身近なお酒になると感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いてお邪魔したのは「東洋美人」の澄川酒造さま。
二年前の大雨の影響で深刻な被害を受けながら、いち早く復興しお酒を造っています。
 
新築の蔵には新型の自動洗米浸漬装置…分割式のこしき、現在の麹室も倍の広さに改築
している最中でした。並々ならぬ造りへの熱意!
大きな冷蔵設備にはこれから新しい麹室、貯蔵室など次々と計画中とのこと。
こうした先を見据えたこだわりが随所にあって圧巻です!
「造りではだれにも負けない。一番でありたい」とおっしゃる澄川社長の言葉通り
全国各地にファンがいて、数ある銘柄の中から「東洋美人!」と選ばれるお酒です。

蔵の至る所に来訪した方のサインがあったのも印象的です。