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2015.07.14

「リュードヴァン」テイスティングイベントに参加しました!

 「リュードヴァン」テイスティングイベントに参加しました!

7月8日、銀座駅近く長野県のアンテナショップ『銀座NAGANO』で開催されたイベントに参加してきました!こちらのアンテナショップではシリーズで県内のワイナリーをお招きしているとのこと、今回は「ワイナリーがやってきた!『Rue de Vin リュードヴァン』 ワイン会」。ゲストは千曲川ワインバレーに位置する長野県東御市より、日本が誇るワイナリー「リュードヴァン」の小山英明さん。 ソムリエを目指して勉強中の男性スタッフ(27歳)と、ワインの魅力に目覚めた乙女スタッフ(2×歳)でお伺いしました。
リュード ヴァン 代表 小山 英明さんとご一緒に。
【Rue de Vin-リュードヴァン‐】
緑豊かな長野県東御市で、葡萄の木を植え、葡萄の栽培から醸造・販売まで一貫して行っていらっしゃるワイナリー。この地は、かつて林檎の木が一面に植えられた美しく豊かな農園だったそうです。しかし農業従事者が減少し、手入れされなくなった農園は荒れ果て、雑林になってしまいました。小山氏は元の豊かな農地を取り戻そうとワイン造りをはじめました。現在、小山氏の手で蘇った葡萄畑ではシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどが植えられ、男性女性問わず人気のワインが造られています。
本日試飲をしたワインは、
◆巨峰スパークリング
◆ポム・ドール
◆ソーヴィニヨン・ブラン2014
◆シャルドネ2014
◆ドゥー・ローブ・ヴァイオレット2013
◆カベルネ・ソーヴィニヨン2013
 
小山氏からお話を伺う中で感じたこと…
それは、『ワイン1本1本に、造り手の熱い想いや今までの軌跡が詰まっている』ということ。
荒野から土地を立て直して一から葡萄の栽培を行い、丹精込めて作った自社栽培の葡萄のみでワインを醸造することは、決して簡単な事ではなく、揺るぎない自信とこだわりと信念を持ち続けているからこそできることではないかと思います。造り手の利益の為ではなく、本当に美味しい高品質なワインを今後も造り続け、日本のワインのあり方を変えていきたいとおっしゃっておりました。
『日本のワイン醸造は、良いものを造ろうとしているが、次世代に繋げることはなかなかできていない。それを変えていきたい。』
と語る、小山さん。
当店へいらっしゃるお客様へその想いを届け、ワインの魅力を存分に知っていただくのは私たちの役目です。
まだまだ勉強中の未熟者ですが、熱意は120%以上!
これからも、皆様に造り手の想い、商品の良さを発信していけるよう、日々精進していきます。
 
最後に…
スライドで醸造場や畑が映し出されていましたが、本当に美しい葡萄畑でした!
その映像を見て、こんなにのどかできれいなところでリュードヴァンの葡萄が育ち、ワインは造られているんだ!と知り、発酵オタクの私は帰りもドキドキとわくわくが止まりませんでした。
(その夜、スーパーでブドウを買って帰りました。)
 
☆★ Rue de Vin -リュード・ヴァン- 様の詳しい情報はコチラから ★☆
公式ホームページ http://ruedevin.jp/
 
伊勢五本店では、リュード・ヴァンの商品を約6アイテム取り扱っております。
ぜひお立ち寄りください。
※アイテムによって品切れの場合がございます。
 
店舗スタッフ
越智

2015.07.03

ワイナリー訪問記~北海道

 北海道のワイナリーに見学へ行ってきました!

今回は山崎ワイナリーさん10R(トアール)ワイナリーさんドメーヌ タカヒコさんへおじゃましました。
たった一人での出張は初めて、緊張します!

「山崎ワイナリー」
新千歳空港に到着度、北へ車を走らせ2時間、山崎ワイナリーさんへ!ワイナリーのある三笠市は
海外から入植した有名醸造家、新進気鋭の若手のワイナリーが集まり、ハイクオリティなワインの
産地として注目されるエリアに位置しています。
小高い丘の上に立つヨーロッパ調のおしゃれな建物が見えてきました!
初めてのワイナリー見学がスタート!
山崎ワイナリーでは現在、お兄さんの山崎亮一さんと弟の太地さんがブドウ栽培・醸造を行っています。
キレイに仕立てられたブドウ畑には、ケルナーやバッカス、ソーヴィニヨンブラン、ピノノワールなど
様々な品種が植えられています。
多品種を栽培することで、収穫時期をずらし収穫の負担を減らすことができます。
できるだけ農薬は使わずに自然のままにブドウを栽培することで、三笠らしい生き生きとした味わいを
目指しています。
山崎ワイナリーさんではきれいな景色を望みながらの食事や、ワインの販売も行っています。(土日限定)
ぜひみなさんも素晴らしい景色とおいしいワインを体験しに山崎ワイナリーを訪ねて下さい!

「10R(トアール)ワイナリー」
山崎ワイナリーにほど近い、少し南に位置するワイナリー。
カスタムクラッシュワイナリー(受託醸造所)として北海道のブドウ農園の醸造を受託しているのが
10Rワイナリーさんです。自社畑でのワインの製造もおこなっています。
 
もともと農園主のブルースさんはココファームワイナリーで醸造責任者をしていましたが、自らの畑で
ブドウを栽培したいという思いから2009年に北海道岩見沢市栗沢町で就農を開始しました。
品種はピノ・ノワールと、ソーヴィニヨン・ブランを中心に栽培しています。
10Rワイナリーさんでは、野生酵母によって発酵をおこなっているため、通常10日で完了する発酵が
3か月から長いときは6か月もかかります!ブドウの生産地の個性をワインに表現したいという思いから
できるだけ手を加えないで醸造が行われます。
伊勢五本店では、現在お取り扱いのないワイナリーですが、見かけた際はぜひ飲んでみてくださいね!

「ドメーヌタカヒコ」
 
ドメーヌタカヒコさんでは、繊細でやさしい旨みの日本食に合うワインを目指して
主要品種はピノ・ノワールのみです!
赤ワインの二大品種のうち、力強くパワフルな味わいのカベルネソーヴィニヨンと対比され
ピノ・ノワールは繊細でやさしい味わいが特徴です。またピノ・ノワールはその土地の特徴を
如実に表すため、畑の良し悪しによってワインの味わいが決まります。
 
なぜ曽我さんはピノ・ノワールにこだわるのでしょうか?
それは日本の葡萄の栽培において北海道の余市が最適地と考え、さらにその土壌に適合す
ピノ・ノワールの潜在能力に魅了されたからだそうです。曽我さんが目指す、繊細で複雑な
味わいの日本食とマリアージュするワイン造りのためにも、ピノ・ノワールの特徴は
欠かせないのです。
ドメーヌタカヒコさんでは、余市のテロワールをワインに表現するために、除梗せず
野生酵母によって発酵を行い、無濾過で瓶詰を行っています。そのため飲み頃は
1~2年の熟成が必要になります。
 待ち遠しいですが、それもワインの楽しみのひとつですね!

山梨県や長野県がワインの産地として有名ですが、北海道でも素晴らしいワインが造られています!
北海道での最低気温は-20度を下回ることもありますが、降雪により葡萄の枯死を防ぐことが
できます。積雪した雪の中の温度は-0度を下回る事がなく、安定した温度で葡萄の木は越冬できるため
来年の収穫が行えるのです。また三笠市や余市は北緯42~45度に位置し、フランスのシャンパーニュや
アルザスと似た環境。
北海道でより葡萄栽培が広がり、木の樹齢が増せば、世界的に質の高いワインが造れると確信しま
した。
 やさしく繊細な味わいのワインが特徴の北海道ワインを、ぜひお食事の際に試してみてくださね!
長澤

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