ドメーヌ・モン
ドメーヌ・タカヒコで修業された山中敦生さんが、
2016年に北海道余市町登町に開業したワイナリーです。
15年以上管理されていなかった耕作放棄地を開墾し、急斜面に垣根仕立てでぶどう栽培を開始。
農薬や除草剤、化学肥料など使用しない有機栽培を行うことで畑には多くの生物が生息し、
大きな病害虫が発生しにくい環境となっています。
多くのワイナリーではいろいろな品種を栽培しリスク管理が行われていますが、
ドメーヌ・モンでは「ピノ・グリ」のみしか植えていません。
ドメーヌ・タカヒコでピノ・ノワールの栽培を学んだ経験から、
遺伝的に近いピノ・グリで土地の個性を表現したいと思ったからです。
ワイナリー内では極力テクニカルなことは避けてぶどうの持つポテンシャルに合わせた
シンプルな醸造を行っています。
現在余市町の中井観光農園のりんごで仕込むシードルや、オレンジワインのペティヤンなど、
どのワインもナチュラルで生き生きとした味わいです。
白ワイン
【ドメーヌ・モン Monpe(モンペ) 2020】
タイプ:ペティアン(白)
720ml 1,900円(税抜)
品種:ナイアガラ
北海道余市町の契約農家さんのナイアガラで仕込む微発泡ワインがモンペです。
醸し発酵を3週間行うことでぶどうから成分が引き出されオレンジ色になっています。華やかな香りに柑橘系の香り、南国のフルーツの様な果実味も感じられます。
亜硫酸無添加なので早めに飲むことがおすすめです。